[Houdini] Vellum の Shape Match Stretch Stiffness を比較してみた
概要
こちらで用意したものを使って比較してみようと思います
今回のサンプルファイルはこちら
環境
OS: Windows 10
Houdini: 19.5.435
内容
実際に出来た動画がこちら
Shape Match
Define Pieces パラメータによって決定された各ピースに対して、ポイントを元々の(静止)形状まで引っ張り戻す拘束を作成します。 この拘束を使用することで、例えばCloth拘束などの既存拘束に剛性を足したり、この拘束自体で他のVellumジオメトリと相互作用できるほぼ剛体のオブジェクトを作成することができます。Tip
Shape Match拘束は、通常では Mass を Calculate Uniform に設定し、整合性の取れたサイズのジオメトリで非常に上手く動作します。 この類のジオメトリを生成したいのであれば、Remesh SOPを使用すると良いでしょう。Tip
この拘束タイプを使用した効果的なワークフローは、シミュレーション出力に対してExtract Transform SOPを使用してピース毎に向きを持ったポイントを生成してから、 Transform Pieces SOPを使用してオリジナルのレンダージオメトリをそれらのポイントまでトランスフォームさせることです。 このワークフローだと、拘束がコリジョンポイントまたはピンにおいて剛性の維持に失敗した際の何かしらの小さな変形が起きるのを回避することもできます。
ポイントはこれです
この拘束自体で他のVellumジオメトリと相互作用できるほぼ剛体のオブジェクトを作成することができます
いままで Vellum のシミュレーション結果を 他のDOPと組み合わせるのが
大変だったんですが、Shape Match で形状維持できるようになったので、
実質剛体として Vellum のシュミレーションに適用できます
また、今回のように Stretch Stiffness を調整して硬さも調整できるのがべんりです
まとめ
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