てんちょーの技術日誌

自分がつまづいたこととかメモ

[Houdini] Vellum Cloth の Density / Edge Length Scale を比較してみた

概要

こちらで用意したものを使って比較してみようと思います

shop-0761.hatenablog.com

今回のサンプルファイルはこちら

drive.google.com

環境

OS: Windows 10
Houdini: 19.5.435

内容

実際に出来た動画がこちら

このパラメータ同士が直接関係があるか、と言われると微妙なんですが、
UI 的に近かったのでまとめてみました

Density

Mass が Calculate Uniform または Calculate Varying に設定されている時、質量計算に使用される体積がこの値でスケールされます。 Mass が Calculate Varying に設定されている時は、 Scale By Attribute を設定することで、指定したPointアトリビュートでこの値をさらにスケールさせることができます。

Edge Length Scale

各エッジ長は、この値でスケールされます。その結果の値が Thickness 計算に使用されます。

www.sidefx.com

density はその名の通り密度なので、値を大きくするほど重くなります
scale by attribute で意図的に各部位ごとに重さを変えることができるので、
頭だけ軽い rubber toy とかを作ると面白いかもです

Thickness の計算は各頂点に球を作り、それを当たり判定としています
Edge Length Scale はその球の半径の Scale と読み替えられそうです

そのため、無闇に大きくすると
思った通りのシュミレーション結果にならないことがあります
基本的には初期値で、貫通しやすいときに見直してみるのがよいかなと思います

まとめ

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